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ブルー・オーシャン戦略を使いこなす

マネされない戦略をたてよ

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・模倣困難性を高めてレッド・オーシャン化を防ぐ
① 発想の乖離・・・マネされたとしても発想を理解出来ないために効果が出ないように仕向ける
② 市場規模の小ささ・・・小さい市場に一気に参入して共倒れリスクを防ぐ
③ 取り除く・減らす の困難性・・・価値の一部を切り捨てることは大きなハードルとなる

・模倣困難性の設計に必要なモノ
① 特許・・・知財の登録・活用
② コア資源+それを強化するような補完的資源。いずれは淘汰されることを先延ばしするため。
(ex.コア資源のみ保有ならば1とする。それに加え補完的資源が1つあるならば0.9とする。補完的資源が多ければ模倣されにくくなる。0.9×0.9×0.9=0.729)
③ スピードによる先行者優位性・・・コスト優位、ブランド形成、資源占有、顧客早期獲得
④ スイッチング・コスト・・・移転費用。(ex.ポイント制、初期負担、習慣化により顧客を逃げにくくさせる)
⑤ 柔道戦略・・・他社が持つ資産や強みを新たに現れたシステムによって弱みと変えること

■ 私見
ブルー・オーシャン戦略とは、端的にいえば再構築主義でその目的は低コストと差別化を同時に実現することとされる。従来のレッド・オーシャン戦略(構造主義・環境決定論的)との比較において顕著な特徴がある。巨大企業でもない限り、低コストやシェア凌ぎで既存マーケットに参入しようとすると負け戦に限りなく近いことは自明の理。ブルー・オーシャン戦略は、中小・中堅企業にとって役立つ指針となるツールだろう。筆者の言う、模倣困難性とは、誰にもマネされにくいように仕向けること。いつかはマネされようともマネされるまでに少しでも時間稼ぎをすることも重要と説く。それがいわゆる差別化というものだ。

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する

低コストと差別化を同時に実現する?

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

■ <レッド・オーシャン戦略>は下記左側、<ブルー・オーシャン戦略>は下記右側に分類される。
・既存の市場空間  ←→ 競争の無い市場空間を切り開く
・既存の需要を引き寄せる ←→ 新しい需要を掘り起こす
・買手の要望に応える  ←→ 業界の買手グループを再定義
・競合他者を打ち負かす  ←→ 競争を無意味にする
・業界の枠組内で価値最大化  ←→ 業界の枠組を超えて補完財・サービスを見渡す
・業界内のライバル企業に照準  ←→ 代替財・サービスを提供する業界に注目
・差別化or低コスト化  ←→ 差別化と低コスト化共に追求
・価値とコストの間はトレードオフ  ←→ 価値を高めながらコストを押し下げる
・業界の志向に沿い価格パフォーマンス比改善 ←→ 業界の感性志向or機能志向を問い直す
・時間軸は外部トレンドへの適応 ←→ 将来に渡り外部トレンド形成に係わる

アクションマトリクス
ブルー・オーシャン戦略を行うための4つのアクションマトリクス
① 取り除く・・・業界常識として製品サービスに備わっている要素のうち取り除くべきものは何か?
② 減らす・・・業界標準と比して思い切り減らすべき要素は何か?
③ 付け加える・・・業界でこれまで提供されていない今後付け加えるべき要素は何か?
④ 増やす・・・業界標準と比して大胆に増やすべき要素は何か?
①、②は顧客にとって過剰なもの、低コスト化要素
③、④は顧客が潜在的に求めているもの、新たな価値になる要素

価値曲線
上記アクションマトリクス検討後、顧客が重視する価値の「見える化」として下記の特徴を持つ新しい価値曲線が生まれるとされる。
・メリハリ・・・価値曲線に鮮明に現れる
・高い独自性・・・独自の形状
・訴求力のあるキャッチフレーズ・・明快で心に強く訴えかけるメッセージ

6つのパス
更に、ブルー・オーシャンの創造にあたり、市場の境界を引き直す下記の6つのパスの検討をしなければならないとされる。
① 代替産業に学ぶ(ex. 映画館vsレストラン どちらも休暇を過ごす目的)
② 業界内の他の戦略グループに学ぶ(ex. 高級ブランドのBMW vs ジャガー)
③ 買手グループを見直す(使用者・購入者・影響者)
④ 補完財・サービスを見渡す(ex. 映画館に行くため補完財であるベビーシッターを雇う)
⑤ 機能志向と感性志向を切り替える(感性に訴える要素を添えて規格化製品に潤いを与える)
⑥ 将来を見渡す(時間軸を長期的に伸長させる)

ブルー・オーシャンアイデアインデックス
最後に、下記①~④の手順で実現可能性を探り全てをクリアする必要があるとされる。
① 効用・・・比類無き効用はあるか?製品を何としても購入する理由はあるか?
② 価格・・・多くの顧客に手に届き易い価格か?
③ コスト・・・目標コストを達成出来るか?
④ 導入・・・導入の壁に予め対処済か?

■ 私見
ブルー・オーシャン戦略とは、端的にいえば「再構築主義」。そして、その目的は低コストと差別化を同時に実現することとされる。従来のレッド・オーシャン戦略(構造主義・環境決定論的)との比較において顕著な特徴がある。