投稿

企業価値の断絶

コア業務にフォーカスせよ

■ 企業経営、ビジネススキル等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。

・コア・・・競合相手を差別する力を生み出す企業活動。

・コンテクスト・・・コア以外の全て。他社差別化を目標とするのではなく、市場から要求される水準をクリアするためだけに行われる業務。

コンテクストに多くの時間を割けば、その分コアに振り向けるべき時間が失われ、他社を差別する力、つまり競争力が失われる。このジレンマを解消するには、、、
→コンテクストをアウトソースする。貴重な時間を出来る限りコアに振り向く。※前提条件:「A社のコンテクストはB社のコアである。」

・効率的で素早いコミュニケーションを図ることが出来る環境においてのみ複数企業によるバリューチェーンが、単一企業のバリューチェーンを凌駕し得る。

・「株価の上昇に結び付く業務は全てコアであり、その他の業務は全てコンテクストである。」
→コア業務の達成目標には、そこに社内の最強戦力を投入して可能な限りライバル会社に差をつけること。

・何がコアで何がコンテクストかをはっきり見極めること。つまり、市場における企業の競争力を高めてくれる業務とそれ以外の業務とを仕分けすることだけ。
→「これをアウトソースすべきか」×「どこにそれを頼むのか」◎

■ 私見
コア業務にフォーカスし、それ以外のその企業にとってどーでもいい(コンテクスト)業務はアウトソースする。そのためにはアウトソース先とのスピーディーで円滑なコミュニケーションと、アウトソース先を十分な吟味した選定を行うこと、が必須とされる。それこそ競合他社との差別化が図れ、競争力が向上するとされる。TDA株式会社においても、アライアンス先、アウトソース先を十分に吟味し、迅速で円滑な関係を構築し、他のコンサルティング会社との優位性を築く努力を今以上に継続させなければならない。
 

 

ブルー・オーシャン戦略を使いこなす

マネされない戦略をたてよ

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・模倣困難性を高めてレッド・オーシャン化を防ぐ
① 発想の乖離・・・マネされたとしても発想を理解出来ないために効果が出ないように仕向ける
② 市場規模の小ささ・・・小さい市場に一気に参入して共倒れリスクを防ぐ
③ 取り除く・減らす の困難性・・・価値の一部を切り捨てることは大きなハードルとなる

・模倣困難性の設計に必要なモノ
① 特許・・・知財の登録・活用
② コア資源+それを強化するような補完的資源。いずれは淘汰されることを先延ばしするため。
(ex.コア資源のみ保有ならば1とする。それに加え補完的資源が1つあるならば0.9とする。補完的資源が多ければ模倣されにくくなる。0.9×0.9×0.9=0.729)
③ スピードによる先行者優位性・・・コスト優位、ブランド形成、資源占有、顧客早期獲得
④ スイッチング・コスト・・・移転費用。(ex.ポイント制、初期負担、習慣化により顧客を逃げにくくさせる)
⑤ 柔道戦略・・・他社が持つ資産や強みを新たに現れたシステムによって弱みと変えること

■ 私見
ブルー・オーシャン戦略とは、端的にいえば再構築主義でその目的は低コストと差別化を同時に実現することとされる。従来のレッド・オーシャン戦略(構造主義・環境決定論的)との比較において顕著な特徴がある。巨大企業でもない限り、低コストやシェア凌ぎで既存マーケットに参入しようとすると負け戦に限りなく近いことは自明の理。ブルー・オーシャン戦略は、中小・中堅企業にとって役立つ指針となるツールだろう。筆者の言う、模倣困難性とは、誰にもマネされにくいように仕向けること。いつかはマネされようともマネされるまでに少しでも時間稼ぎをすることも重要と説く。それがいわゆる差別化というものだ。