ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

起業家は廃業率の高さを知ってるのに、自分だけは商売がうまくいくと自信を持ちたがる

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・私たちは、自分の人生に将来起こる出来事を過大評価する。自分の将来の幸せを上手く予測出来ない傾向があるということではなくて、過去の経験を振り返って学ぶことが出来ない、ということ。

・確証よりも反証のほうが信じられる。私たちは何が間違っているかについては確信をもっていいが、自分たちが正しいと思うことについては確信を持ってはいけない。

・偉大なアイデア、言い換えると「ブランド・ネーム」は点と点を結びつけた人のものになる。最終的に、アイデアから結論を導き出し、そのアイデアがどれだけ大事かに気づき、本当の価値を見出した人が勝利をつかむ。

■ 私見
将来起こるであろう事を過大に評価してしまう傾向。
例えば、ちまたの離婚率を知ってるのに、もうすぐ結婚するカップルはそれを無視する。
例えば、起業家は廃業率の高さを知ってるのに、自分だけは商売がうまくいくと自信を持ちたがる。
例えば、ビジネスの投資意思決定の際、予算を過少に見積もってしまう(実際はいつも予算オーバーしてしまう)。
これは楽天的でもあるが、悪い情報を出来るだけ見ないようにする傾向が人にはあるということだ。

ここに、起業家とマインドや視点が異なる第三者的立場の必要性が生じるわけである。
有用なアドバイザーである我々TDA株式会社のメンバーは起業経験もあれば、士業の専門家としての経験も十分に豊富である。

迷える起業家に指針を提示し、
楽天的な起業家にストップをかける
それも我々の重要な業務としている。
投資意思決定、人事配置、売上増加の目的の販路拡大等々、それらの諸問題を大局的な視点でしかも細やかなコンサルティング・アドバイザリーによって、起業家にコンパスの役割を果たしている。起業家のビジネスのデザインするのを我々はサポートしている。

健康保険・厚生年金保険の任意適用事業所

健康保険・厚生年金保険の強制適用事業所に該当しなくても、次の(1)および(2)の要件を満たす場合には、任意加入することができます。

(1)適用事業になる事業以外の個人事業所、もしくは常時5人未満の従業員を使用する適用事業の個人事業所

(2)被保険者となるべき者の2分の1以上が同意し、事業主が申請して厚生労働大臣の認可を受けた

この認可を受けた場合には、任意適用に同意した従業員だけでなく、全ての従業員が包括して当然に被保険者になります。

しかし、任意適用事業所の場合には、事業主は被保険者となることができませんので注意してください。

健康保険・厚生年金保険の強制適用事業所

次の(1)または(2)に該当する事業所は、法律で健康保険・厚生年金保険への加入が義務付けられています。

(1)常時5人以上の従業員が働いている個人事業所

ただし、次の①から④の事業所は除きます。

①農業、牧畜業、水産養殖業、漁業

②サービス業(ホテル、旅館、理容、浴場、その他娯楽、スポーツ、保養施設などのレジャー産業)

③法務(弁護士、税理士、社会保険労務士など)

④宗教(神社、寺院、教会)

(2)法人事業所で常時従業員(事業主のみの場合を含む)を使用するもの

株式会社等の法人は、たとえ事業主1人の場合であっても、健康保険・厚生年金保険に加入しなければなりませので、ご注意ください。

企業価値の断絶

コア業務にフォーカスせよ

■ 企業経営、ビジネススキル等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。

・コア・・・競合相手を差別する力を生み出す企業活動。

・コンテクスト・・・コア以外の全て。他社差別化を目標とするのではなく、市場から要求される水準をクリアするためだけに行われる業務。

コンテクストに多くの時間を割けば、その分コアに振り向けるべき時間が失われ、他社を差別する力、つまり競争力が失われる。このジレンマを解消するには、、、
→コンテクストをアウトソースする。貴重な時間を出来る限りコアに振り向く。※前提条件:「A社のコンテクストはB社のコアである。」

・効率的で素早いコミュニケーションを図ることが出来る環境においてのみ複数企業によるバリューチェーンが、単一企業のバリューチェーンを凌駕し得る。

・「株価の上昇に結び付く業務は全てコアであり、その他の業務は全てコンテクストである。」
→コア業務の達成目標には、そこに社内の最強戦力を投入して可能な限りライバル会社に差をつけること。

・何がコアで何がコンテクストかをはっきり見極めること。つまり、市場における企業の競争力を高めてくれる業務とそれ以外の業務とを仕分けすることだけ。
→「これをアウトソースすべきか」×「どこにそれを頼むのか」◎

■ 私見
コア業務にフォーカスし、それ以外のその企業にとってどーでもいい(コンテクスト)業務はアウトソースする。そのためにはアウトソース先とのスピーディーで円滑なコミュニケーションと、アウトソース先を十分な吟味した選定を行うこと、が必須とされる。それこそ競合他社との差別化が図れ、競争力が向上するとされる。TDA株式会社においても、アライアンス先、アウトソース先を十分に吟味し、迅速で円滑な関係を構築し、他のコンサルティング会社との優位性を築く努力を今以上に継続させなければならない。