■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)
・気分と記憶は結びついている。
・感情は思考を左右する。
・運動は感情のバランスを整える良い方法。
・6つの原則
① 感情 = 情報
② 感情を無視しようとしても上手くいかない。
③ 人は自分が考えるほど、上手に感情を隠せない。
④ 効果的な意思決定のためには感情を組み入れる必要がある。
⑤ 感情は論理的な流れに従う。
⑥ 感情の普遍性が存在するのと同時に特有性も存在する。
・問題解決に感情を利用する。
(プロセスのために役立つ感情)・・・(プロセス)
幸せなときは・・・創造、ブレストする
幸せでワクワクした気分のときは・・・行動する
明るい気分のときは・・・大局観、イマジンする
肯定的な気分のときは・・・フォローアップする(障害を乗り越える)
少々の恐れ、いくぶん悲しみのときは・・・ミス探しする
沈んだ気分のときは・・・数値check
否定的な気分のときは・・・フォローアップする(問題評価)
中立な気分のときは・・・目的を一致させる。 優先順位づけ取捨選択を行う。
■ 私見
論理的に考える、ロジカルに行動する、とはいえ自己の感情・その瞬間の気持ちに実は大いに左右されていると筆者は説く。
人は感情に左右されるということさえ理解していれば、その感情を上手く使ってあげて有用な時にその行動を起こすことが求められるという。感情というものはそれだけ影響力があるということ。
人間関係しかり、ビジネスしかり、デスクワークしかり、今自分がどんな気持ちでいるかどんな感情でいるかを自分なりに分かってから、実際の行動の指針にして利用することは非常に有用であろうと考える。少しばかりは客観的にならないと、今この瞬間の自分のことは分からない。