■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

① 時間のポートフォリオ理論・・・時間には限りがあることを明らかにする。「死」を認識したところから始まる。一覧表にして自分の中でも時間軸を明らかにする。縦軸は年齢とし、横軸は、あるべき状態、スキル、家族、趣味等々とする。

② 大義理論・・・人生のスケールは大義を持つことで果てしなく大きくなる。社会を意識した志を持ち、自分を大義の方へ向かって引っ張っていく努力が必要。縦軸は志の高低とし、横軸は自分 → 社会という範囲の広がりとする。グラフにすると、志高く社会を見据えると大義が大きくなる。

③ ツール理論・・・ツールを通して本当に自分がなりたい姿が何なのか?が大事。つまり、ビジョン(本当になりたい理想の姿)を達成すること。それには時間・スタディ・メソッドが必要。MBAや資格や職業、会社とは、ツール(従)に過ぎない。(主)は本当になりたい理想の姿。

④ 両輪理論・・・理論(セオリー)と実践(プラクティス)が車の両輪のごとくバランスよく走ってはじめて結果が出る。

⑤ 8割理論・・・何事もベストを尽くしたら結果は8割の成功率で良い。8割の成功の幹が集まりどんどん太くなる。

■ 私見
経営学や経営コンサルティングのフレームワークやメソッドは、実は企業経営だけでは無く、人生設計においても適用可能と考えられる。クライアントに「商売」だけでは無く、クライアントの「人生」においても有用なアドバイスや気づきを与えることが出来る様、日々研鑽とをはかってまいりたいと考える。

① 時間のポートフォリオ理論・・・時間軸はビジネスでも人生でも非常に有用なフレームワークの軸となりうる。時間は有限(とりあえず会社は無限の命があると仮定されているが考慮しない)があることを明らかにする。「死(つまりゴール)」を認識しそのゴールに至るまでに何をしてきたか?何をしたいのか?を一覧表にして明らかにする。

② 大義理論・・・例えば企業の大義を経営者の金銭欲とすると大義があまりにも小さく社会に影響力を与えることは不可能に近い。企業の成長はそこで止まる。例えば、社会貢献、人類のために新発明をしたいといった大きな大義であれば成長もそれに応じて大きくなる。

③ ツール理論・・・ツールを通して本当に企業が(自分が)なりたいありたい姿が何なのか?が重要である。ツールは手段であり目標では無い。

④ 両輪理論・・・理論(セオリー)(ex.セミナーに足繁く通ったり、ビジネス書や啓蒙書を読む)と実践(プラクティス)(現場、行動、実行すること)の両方が無ければ、暗闇の中をライトも付けないで走る自動車のごとくである。理論だけでもいけないし、実践だけでも足りない。日々向学と行動である。

⑥ 8割理論・・・常にベストを尽くすことが重要であって、結果100点はあくまでも結果でしか過ぎない。8割の成功率を積み重ねることで徐々に幹が太くなっていく。

Posted by:TAXDESIGN_Naoki Miyamoto

TDA株式会社代表取締役兼CEO & Founder, 税理士

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