■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)
<アライアンスの定義>・・・
国家が昔から知っていたことを企業はやっと今になって学び始めた。
それは危険な敵でいっぱいの複雑で先の読めない世界では一人では進まない方が賢明だということ。
広い戦線をカバーしなくてはならない大国の伝統的な戦略行動は自国の利害と一致する国々と共通の大義を打ち立てること。
そうすることを恥じる必要性は全く無い。
国家間のアライアンス(同盟条約)を結ぶことは有能な外交戦略家であれば打ち手のひとつとして必ず持っていなければならない選択肢。
今日の競合環境では企業経営者にもこのことが当てはまる。
つまり、、、
・全ての客に最高水準の価値を全て独力で常に提供できる企業はほとんど無い。
・アライアンスは、物事を簡便にしてくれるツールでは無い。
・パートナー同士が協力し合い、お互いの固定費に対する限界利益を最大化できる。
・アライアンスは、緩やかに進化していく関係。
・成功に導くには双方が時間をかけて勤勉に努力しなければならない。
<コラボレーションを成功に導くための「掟」>・・・
・お互いの尊敬と信頼が必須条件。もし交渉相手が信用出来なければ交渉を打ち切れ。
・協力関係を続けるうちに経営環境や市場が変化することを認識せよ。そしてパートナーの抱える問題を認識し柔軟に対応せよ。
・パートナーと仕事の場だけで無く社交の場で親しく付き合え。友人と不和になるのは時間がかかるものだ。
・パートナー双方が協力関係から何か(最終的にはお金)を得なくてはならない。相互利益が決定的要件である。
・何かが達成できたらともに祝おう。喜びは分かち合うべきだしあなた方が勝ち取ったものだから。
■ 私見
TDA株式会社は、デザイナー、ウェブデザイナー、経営コンサルタント、司法書士、社会保険労務士、税理士等々スペシャリストの集団をオーガナイズする会社。これらスペシャリストの「アライアンス」を通じて、クライアントの様々な要望をまるで御用聞きの様に総合的にアドバイスするコンサルティング会社。クライアントが安心して何でもアウトソースや相談が出来る様な会社。そのために確固たる強力なアライアンス体制をとってまいりたいと考えます。