時間資本主義の到来

提供するサービスについて、時間軸を考慮せよ

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・工業生産・・・時間に比例する
アイデア、デザイン等クリエイティブな生産・・・時間に比例しない

・時間制約という枠組みから心理的に脱却できるような商品・サービスを求めるようになる。

・時間価値
①「節約時間価値」・・・そのモノやサービスを使うことによって時間が短縮でき、有意義な時間が生み出される。
(ex. コンビニ、すすぎ時間の短い洗剤)
② 「創造時間価値」・・・そのモノやサービスを使うことそのものによって、有意義な時間が生み出される。
(ex. スタバ)

・ホワイトカラーは生産性が上がって出来た時間に、さらにスキルアップを図って生産性を上げようとし、負のスパイラルに陥っていく。効率化された時間をさらに仕事に宛てている。

■ 私見
下記表の働き方による4分類のマトリクスによれば、
① 収入はあるが時間が無い「伝統的エリート」
② 収入は少なく時間も無い「真面目貧乏」
③ 収入もあり時間もある「クリエイティブ・クラス」
④ 収入も時間も無い「終わりなき日常を生き続ける人」
の4分類に分けている。伝統的エリートは事務処理能力(生産性)が高く残業もこなし、働けば働くほど高収入になるいわゆるホワイトカラーの一般的な働き方。この働き方が今までの価値観や制度からしてゴールであったわけだ。重工業でも時間に比例して生産が増えるのでこれにぴったり当てはまる。この①に対して、②の働き方は、創造生産性が高い(つまり、時間に比例しない収入を得られるであろう)ので、生産性は時間に比例しない。このクリエイティブ・クラスが台頭しつつある、という。クリエイティブな仕事というものは、時間に比例しないというのは合っている。しかし、少ない労働時間で高い生産性を出せることもあるが、多い労働時間をこなしても少ない生産性しかあがらないケースもままあることに留意しなければならない。創造するには時間を要することが多々あることを忘れてはならない。ひらめきなんて時間をかけようがかけまいが出てこない時もあるから②の「真面目貧乏」に陥る可能性も考慮しなければならない。

とはいえ、従来の「時間×単価=収入」という計算式で収入が見積もることが不可能な業種やサービスが増加していることに着目しなければならない。時間は、相対的かつ重要なリソースかつ不可分な性質を持っている。従業員の働き方や企業が提供するサービスについて、時間軸を考慮して再検討する機会が必要になってきたと考えられる。

【表・・・働き方による4分類のマトリクス。収入が高い低いが縦軸、時間がある・無いが横軸。】
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