ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

企業は富を増やす箱に過ぎない

■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務、心理学等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・企業は社会における冨の創出機関であり、生産機関である。
マネジメントは、経済活動に伴うリスクを補うだけの利益をあげることによって、冨の創出能力を持つ資源を維持していく必要がある。
さらには、それらの資源の能力を増大させ、その結果、社会の冨を増大させていく必要がある。

■ 最善の解決策の選択
複数の解決案から最善の解決策を選択するため、以下4つの基準がある
① リスク・・・
解決案から得られるものと、冒さなければならないリスクとの比較。行動をとることにはリスクが伴う。行動をとらないことにもリスクが伴う。問題はリスクそのものや得られるものではない。両社の比率である。あらゆる解決案について、両者の比率を評価しなければならない。

② 経済性・・・
解決案の内、最小の労力で最大の成果をもたらすもの、混乱を最小にとどめつつ必要な変化をもたらすものは何か?

③ タイミング・・・
緊急を要するのであれば、とるべき行動は劇的で何か重要事が起こっていることを組織中に知らせるようなものである必要がある。逆に、長期の継続的な努力を必要とするのであれば、徐々に勢いをつけていくために、ゆっくりスタートする必要がある。

④ 人的な制約・・・
制約条件として考慮に入れるべきも最も重要な資源は、意思決定の結果を実行すべき人達。彼らの視点、能力、技能、理解が、行えること行えないことを規定する。

■ 私見
企業の存在意義は、社会の富を創り出していくことと、と考える。よって、社会の富を増やすためには、企業は、利益を上げなければならないし、利益を上げた結果、その利益をさらに増やすためのリソースを増やさなければならない。企業は富を増やす箱に過ぎない。経営者の私利私欲で利益を増やすこともままならないが(資本主義は欲望で動いているから)、しかしながら、企業が存在するための大義としてはあまりにも枠が小さく狭い。広いこの社会・世界で企業はもっと大きな大義で動かされていなければならないと考える。

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